ぎっくり背中は、急に背中に激しい痛みが走る症状で「筋筋膜性疼痛症候群」とも呼ばれて
います。
一般的なぎっくり腰とは異なり、筋肉や筋膜(筋肉の周りを覆っている膜)が、過度な
ストレスや筋肉の緊張で軽い肉離れのような状態です。
症状
・背中に急激な痛みが走る
・背中の筋肉が突っ張る
・身体を傾けると痛む
・大きく息を吸うと痛む
・前屈しようとすると痛みがでる
ぎっくり背中の特徴として、発症してからは身体を動かすことが困難となります。
症状の範囲が広まってしまいますと良くなるまでの期間も伸びてしまうので、なるべく早く
処置を受けましょう。
原因
多くの方は、筋肉の柔軟性低下と肩甲骨の動きの悪さが見られます。
血液の循環も滞りやすいので、身体の冷えなどと重なると発生しやすくなります。
また、振り向いた瞬間や高い所にある物を取ろうと背伸びをしたときなどをきっかけに筋肉や
筋膜が傷ついて起こります。
運動不足や悪い姿勢でも、筋肉が伸縮できずに動作によって傷つき痛みが現れます。
予防
姿勢の改善:正しい姿勢を保つことで骨格を支える筋肉への負担は和らぎ、筋肉の疲労を
防ぐことができます。
ストレッチ:運動不足などが続いてしまうと筋肉が固くなり、ぎっくり背中を起こして
しまいます。
下の図のような肩回しを行うことで、肩や背中の筋肉がほぐれていきます。
肩こりがある方などにも効果的なので一日前後5回を3セットを行いましょう!
上記症状でお悩みの方、急に背中に激しい痛みがでた方などはお気軽にご相談ください。
042-561-9901
東大和市駅前はり灸整骨院