インナーマッスルとは、身体の深部に位置している筋肉のことで体幹や肩関節、股関節に
存在しています。
ここでは体幹部のインナーマッスルについてご紹介します。
とくに重要となるのが、腹横筋・腸腰筋・骨盤底筋群です。
役割
腹横筋:肋骨から骨盤の方まで伸びている筋肉で、お腹の最も内側に位置しています。
息を吐くときやお腹を凹ませる働きをしています。
天然のコルセットとも呼ばれ、内臓を支える働きも担っています。
腸腰筋:骨盤と大腿骨をつなげて骨盤の捻じれをサポートしています。
歩くときや足を上げるとき、姿勢を維持するのに重要です。
脊柱の自然なS字の湾曲を支え、臀部の筋肉を引き上げて骨盤を正常な位置に保ちます。
骨盤底筋群:骨盤の底は空洞になっているので、そこに骨盤底筋群がハンモックのように広がり、
大腸・膀胱・子宮などの臓器が落ちないように支えています。
尿道、肛門をギュッと締める筋肉でもあります。
インナーマッスルが衰えると
・姿勢が悪くなる(猫背や反り腰)
・腰痛や肩こりがひどくなる
・骨盤底筋群が衰えると、尿漏れなどの尿トラブルが起こる
・体幹が不安定になり、転倒や怪我のリスクが高まる
・お腹がたるんでしまうのでだらしなく見える
トレーニング法
インナーマッスルを鍛える方法としてご自宅でもできるトレーニングをご紹介します。
・ドローイン
椅子に座った状態か仰向けの状態でおこないます。
お腹に手を当て大きく息を吸います。
息を吐きながらお腹を背中側に凹ませていきます。
凹ませた状態で30秒呼吸を続けていきます。
一回30秒を目安に1日3回おこないましょう。
・プランク
両肘とつま先を床につけてうつ伏せになります。
お腹に力を入れながら体を浮かせ、横から見たときに一直線になったところでキープします。
この時に肩甲骨も寄せ胸を張ります。
一回30秒からおこなっていきます。
30秒ができるようになったら少しずつ秒数を伸ばしていきましょう。
予防
当院では、インナーマッスルを鍛える目的としてコアトレーニングという機械があります。
寝ながら体幹トレーニングができるので運動が苦手な方、運動習慣がない方はおすすめとなっています。
一回20分で終わるので簡単に鍛えることができます。
体幹を鍛えたい方、お腹周りが気になる方などはお気軽にご相談ください。
東大和市駅前はり灸整骨院
042-516-9901 予約制