膝蓋骨は膝関節の前方にあり、「膝のお皿」とも呼ばれています。
大腿骨との間で膝蓋大腿関節を形成し、大腿四頭筋の筋力を効率よく脛骨(すねの骨)に伝える
ために滑車の働きをしています。
膝蓋骨を止める靭帯が緩んだりしてることで、動きが大きくなり所定の位置からずれることで
不安定性を感じます。
原因
膝蓋骨は膝関節軽度屈曲位で外側に力がかかりやすいです。
膝には内側広筋や内側膝蓋靭帯が内側から外側に逃げる膝蓋骨を引っ張り外に逃げないように
しています。
この靭帯が緩んだり、切れてしまうことによって膝蓋骨が外側にずれてしまいます。
また先天的な骨の異常や筋力の低下などの原因も考えられます。
症状
疼痛や腫脹は少なく、不安定感を訴えることが多いです。
特に外側に脱臼しそうな不安定感を自覚します。
だんだん膝に負荷がかかることによって炎症や不安定性を強く感じるようになり、
階段の昇降時などに「膝が抜ける感じがする」「膝がガクッとする」と症状が強くなって
しまいます。
予防
膝周りの筋肉のバランスが悪いと安定性が低下してしまいますので、トレーニングをご紹介
します。
トレーニングをしたい方で片足立ちの状態をつくります。
ふらつく場合は手すりなどにつかまりましょう。
そのまま膝を曲げていきます。
深く曲げすぎてしまうと過度に負担がかかってしまうので、軽く曲げるようにします。
膝とつま先の向きが真っ直ぐ同じ方向になるように意識しましょう。
日常生活でも膝を曲げることが多いのでこの運動は効果的です。
歩行時や階段昇降時に膝が抜けそうな感じがある、膝がガクッとする方はお気軽に
ご相談ください。
東大和市駅前はり灸整骨院
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