ジャンパー膝(膝蓋腱炎)について

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは

 

膝蓋腱とは膝蓋骨(膝のお皿)と脛骨(すねの骨)をつないでいる腱です。

大腿部の筋肉と協力して膝の伸展に働き、ジャンプや走る、蹴るなどの動作もサポートします。

膝蓋腱炎の多くは慢性発症で、膝蓋腱に対する繰り返しの伸張ストレスによって生じます。

ジャンプやダッシュなど急激な動作を繰り返す人になりやすく、スポーツをしている若年層に

多いのが特徴です。

症状

初めは動き出しのときに痛みを感じますが、そのまま放置していると階段の昇り降りや

立ち上がる動作で痛みがでるようになります。

また、膝蓋腱(膝蓋骨の下)を押すと痛みがあります。

似ている症状として、脛骨粗面を押すと痛みがでる場合はオスグッド・シュラッター病と

なるので注意が必要です。

チェック方法

うつ伏せの状態で、膝を曲げていきます。

踵がお尻に近づくにつれて痛みから逃れようとお尻が上がる「尻上がり現象」がみられます。

両側に発生する場合もあるので、片側だけでなく両側チェックするのも重要です。

施術と予防

運動後に痛みがある場合は、大腿部前面のストレッチとアイシングをおこないます。

日常生活の階段の昇り降りで痛みがでてしまう方はジャンプやダッシュをするスポーツなど、

膝に負担がかかることは控え安静にするのも重要です。

ジャンパー膝になりやすい方は膝周りの筋肉が固くなっていることが多いです。

大腿四頭筋のストレッチを行い、予防しましょう。

 

横向きになり、踵を持ちお尻に近づけていきます。

膝を後ろに引くときに身体は横向きをキープした状態で行います。

身体も一緒に開いてしまうと、筋肉が充分に伸びにくくなってしまいます。

左右交互に1回30秒を3セット行います。

 

膝蓋骨の下に痛みがある方、膝周りに違和感などがある方はお気軽にご相談ください。

東大和市駅前はり灸整骨院 

042-516-9901 予約制

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