2025/07/22 (更新日:2025/07/22)
体幹を鍛える様々なメリット
体幹を安定させるための
トレーニングメニュー
一般の方からアスリートまで、幅広く取り組める内容で構成しています。
目的は➀日常動作の安定、➁腰痛予防、③姿勢の改善です。
何事も継続がカギとなりますので、決して無理はせずに、自分なりに
「あ、キツいかも」と感じる程度の負荷で行いましょう。
目的:なぜ体幹を鍛えるのか?
・姿勢保持がしやすくなる
・腰痛予防・再発防止
・スポーツや日常動作(歩行・荷物を持つ動作)でのブレを防ぐ
・呼吸や内臓機能のサポートにも関与
ベーシック編(初心者向け)
1.ドローイン(腹横筋の活性化)
・仰向けで膝を立て、お腹を軽く凹ませて呼吸を続ける(10〜30秒)
・5セット→ 深層筋のスイッチを入れる基礎
2.バードドッグ
・四つ這いになり、対角の手足をゆっくり伸ばす
・10回×2セット→ 体幹+バランス能力の強化
3.サイドプランク(膝つき)
・横向きになり、膝を曲げて体を持ち上げる
・10秒〜30秒保持 ×2セット→ 腹斜筋・腹横筋に刺激を入れる
※余裕があれば上になる手足を上げてみましょう。
中級者向けメニュー
4. フロントプランク
・肘とつま先で支えて、一直線をキープ(30秒×3セット)
→ 広範囲の体幹筋群に作用
5. デッドバグ
・仰向けで両手足を上げ、対角を交互に伸ばす
・10回×2セット
→ 体幹の安定性と動的コントロール
6. ヒップリフト+片足上げ
・仰向けでお尻を持ち上げ、片足を交互に浮かせる
・10回×左右 ×2セット
→ 骨盤のコントロール強化
※足の上げる高さは無理のない範囲で行いましょう。
応用編(アスリート・目的志向者)
7. スイスボールプランク
・両肘をスイスボール(バランスボール)に乗せて保持(30秒〜1分)
→ 不安定な環境での体幹活性
8. トルソーローテーション with チューブ
・チューブを使い、体幹を軸に左右に回旋
→ 体幹と四肢の連動強化
補足アドバイス
・呼吸を止めないこと(体幹と呼吸は連動しています)
・動作中は「おへそを背骨に近づける」意識で行います。
・鏡でトレーニング中は姿勢チェック、動画撮影も効果的です。