2024/07/17 (更新日:2024/07/17)
内ももの筋肉が弱いと…
内ももの筋肉について
内ももの筋肉は内転筋と呼ばれていて、「大内転筋」「長内転筋」「短内転筋」「薄筋」
「恥骨筋」が内側についています。
内転筋は骨盤周りから始まり太ももの内側へ伸び、骨盤を守り内臓を支えている骨盤底筋群
の働きを助けているとても重要な筋肉であり、姿勢や歩行、腰を安定させる役割があります。
原因
内転筋が弱くなってしまうのは、以下の原因が考えられます。
・歩く機会が少ない:内転筋とは歩くとき、立っているときに働く筋肉ですので、
歩かないと筋力低下に繋がります。
・デスクワーク:長時間のデスクワークなどは、内転筋を使わなくなってしまうので、
休憩時間などは歩いたりできると良いです。
休日もベッドやソファで寝転んだりしていると、だんだんと衰えてしまいます。
弱くなると…
がに股:内転筋は本来脚を閉じるための筋肉ですので、つま先を外側に向けた
がに股になってしまいます。
腰痛・膝痛:内転筋は腰を安定させている筋肉ですので、弱くなってしまうと腰に不安定性が
生じ、腰痛が出てきてしまいます。
また、内転筋が弱まるとO脚やX脚になりやすく、膝関節に負担をかけてしまい、痛みが生じて
しまいます。
セルフチェック!
横向きに寝て上側にある足の膝を90度まで曲げます。
下側になっている足を天井に向かってあげていきます。
この動きができると最低限の筋力はあります。
予防
内転筋が衰えないようトレーニングをご紹介していきます。
レッグシザース:仰向けの状態で足を交互に上下させます。
レッグスクイーズ:座った状態で内側に膝を押し合うように力を入れます。
ワイドスクワット:両足を肩幅よりも広めにして立ち、膝を曲げスクワットを
していきます。
これらのトレーニングを続けることで、内転筋を強化することができます。
無理のない範囲で取り組みましょう!