2025/07/25 (更新日:2025/07/25)
夏場に多いこむら返り
夏場に多いこむら返り
こむら返りは特に夏場や夜間に多く見られる筋肉の痙攣です。
「こむら」とはふくらはぎの古い呼び名で、「返り」は筋肉がひっくり返るような激痛を
感じることから付けられました。
なぜ起こる?
水分・電解質不足:夏場は寝ているだけでもコップ約一杯分の水分が失われると言われています。
水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も失われると筋肉や神経の反応が過敏になり、
痙攣を引き起こしやすくなります。
筋疲労:高温下での長時間の労働や運動は、普段よりも筋肉に負担がかかっています。
疲労物質(乳酸など)もたまりやすくなります。
血行不良・冷え:冷房がついた部屋に長時間いると足が冷える原因となります。
それにより筋肉も緊張してしまい、末梢に血液が届きにくくなってしまいます。
🌟夏場は特に注意!
汗と一緒に大量のミネラル(ナトリウム・カリウム・マグネシウム)が失われます。
水分だけを補給すると相対的に電解質が薄まり、低ナトリウム血症を引き起こします。
タブレットなど塩分も一緒に摂りましょう!