2025/10/17 (更新日:2025/10/17)
季節の変わり目は要注意!
季節の変わり目にぎっくり腰が増える理由とは?
最近「朝起きたら腰が動かない」「くしゃみをした拍子にぎっくり腰になった」という患者さんが増えています。
実は、季節の変わり目はぎっくり腰が起こりやすい時期です。

なぜ季節の変わり目にぎっくり腰が起こるの?
① 気温の変化で筋肉が硬くなる昼と夜の寒暖差が大きくなると、体温を守るために筋肉が無意識に緊張します。
特に腰や背中の筋肉がこわばることで、血流が悪化し、筋肉の柔軟性が低下。
この状態で前かがみやくしゃみなどの小さな動作をしただけで、筋肉や関節に強い負担がかかり、ぎっくり腰を起こしてしまいます。
② 自律神経の乱れ 季節の変化に合わせて体は環境に適応しようとしますが、気温・湿度・気圧の変化が続くと、自律神経が疲労します。
交感神経が優位になりやすく、筋肉が常に緊張状態になってしまうのです。
その結果、腰回りの血流が低下し、疲労物質がたまりやすくなります。
③ 睡眠の質の低下・疲労の蓄積 夜も気温が安定せず、睡眠が浅くなりがちです。
疲労が回復しないまま日中の活動を続けると、腰の筋肉にストレスがかかり続け、「ある日突然」ぎっくり腰になることがあります。
予防のポイント
▼朝晩の冷え対策をしよう 冷えた寝室や朝の外出時は、腰をしっかり温めましょう。
腹巻きや軽いストレッチがおすすめです。
▼軽い運動で血流を保つ ウォーキングやラジオ体操など、無理のない全身運動で筋肉の柔軟性を保ちましょう。
同じ姿勢が続く方は、1時間に1回は体を伸ばすのがポイントです。
▼睡眠・栄養で疲労をリセット 良質な睡眠とバランスのとれた食事が、ぎっくり腰の最大の予防になります。
特にビタミンB群・マグネシウムは筋肉の回復を助けます。
ぎっくり腰になってしまったら…
無理に動かさず、安静+冷却が基本です。
痛みが落ち着いたら、当院で筋肉の緊張を整える施術や再発予防の体の使い方指導を行います。
季節の変わり目を快適に過ごすためにも、早めのケアが大切です。
まとめ
気温差や自律神経の乱れが原因で筋肉が硬くなります。
疲労や睡眠不足もぎっくり腰の引き金になりうるため、生活習慣の見直しが重要です。
・身体全体を温める
・痛みのない範囲で動かす
・しっかりと休む
のバランスが予防の鍵です。
東大和市駅前はり灸整骨院
042-516-9901