2024/07/08 (更新日:2024/08/19)
巻き肩、猫背について
巻き肩、猫背について
巻き肩とは、左右の肩が前内側に入り込んでいる状態です。
本来なら耳の直線上にある肩が、耳よりも前に出てしまい肩から胸にかけての筋肉が固くなり、
姿勢が悪くなってしまいます。
巻き肩は肩のみが丸くなった状態で、進行すると猫背になることが多いです。
猫背になると胸椎の後弯が強くなりすぎるので、背中が大きく出っ張るのが特徴です。
原因
スマホ:スマホを集中して見ていると、首が下を向いてしまい肩や背中が丸まって
しまい、悪い姿勢となってしまいます。
デスクワーク:長時間パソコンを触っている方も肩を前に突き出した状態、前傾姿勢が続くので
なりやすくなってしまいます。
また、同じ姿勢を長時間取り続けると首や背中、腰などの筋肉が固まりやすくなってしまいます。
横向きで寝る:横向きで寝ていると肩に負担がかかり、それを軽減しようと肩が前に出て
しまいます。
症状
巻き肩になると、首から肩、上半身の筋肉が縮んだままとなり柔軟性を失います。すると、
血流が悪くなり、肩こりや首こりの原因となります。
スマホを見ているとき肩が丸まり、頭が前に出た状態になりがちです。
この姿勢が続くと姿勢が悪くなってしまいます。
巻き肩、猫背チェック!
まず、床に仰向けの状態で寝ます。
この状態で力を抜きリラックスした状態で、肩と床の間に隙間ができてしまう方は、
巻き肩になっている可能性があります。
自分は猫背になっているのか、簡単な方法を紹介していきます。
1.壁に背中を向けて立って、両足の踵を壁につけていきます。
2.自然の状態で、首や肩、腰がどのくらい壁についているか確認します。
この状態で頭と背中がついておらず、腰だけが壁についている方は、猫背になっている可能性が
高いです。
予防・改善法
肩回し:両手を肩に添え、大きく円を描くように肩を回します。
前後4回ずつ、1日3セットできると良いです。
姿勢:巻き肩、猫背を改善するには、普段からの姿勢を意識しましょう。
顎を引いて背筋を伸ばしリラックスして肩の力を抜く、
スマホを使っている時は、顔の高さまで上げて、下を向く状態は避けましょう。
座りっぱなしを避ける:長時間椅子に座る場合は、1時間に1回は立ち上がって歩いたりする
のがおすすめです。体を動かすことで集中力の向上も期待できます。