2024/10/28 (更新日:2024/11/11)
急性腰痛 症例報告
急性腰痛 症例報告
30代 男性 職業:会社員
<原因>
スーパーで子どもをカートから降ろそうと抱き上げた際に、腰を痛めた。
<来院時>
腰椎の伸展ができず、歩行時でも右臀部がピリピリする。
3ヶ月前から坐骨神経痛あり。
座っている状態でしびれ・疼痛増悪。
<検査時の状態>
前屈・背屈、側屈(左>右)で疼痛あり。
右のもも上げで臀部にしびれあり。
<施術内容>
痛みレベルが10以上と疼痛が強くでていたため、最初に痛みを緩和させるためアイシングを実施。
手技療法:腹臥位、仰臥位では痛みがでてしまうので、側臥位のみで施術を行った。
PNF(特殊電気治療器):疼痛が強いため電気を流し痛みの軽減、柔軟性や可動域の向上を図った。
テーピング:腰部の筋肉をサポートする目的で、キネシオテーピングを貼った。
<2回目来院時>
痛みレベルは7と少し落ち着いた。
手技療法と2回目は鍼治療を一緒に行った。
鍼の効果として即効性があるので、疼痛緩和や血流の改善が期待できる。
<3回目来院時>
痛みレベルは3と前回よりも落ち着いてきており、患者さん自身も前回行った鍼治療に対して効果を実感していた。
右の臀部~大腿部にかけてしびれあり。
<7回目来院時>
痛みレベルは1とほとんど気にならなくなってきた。
長時間座った状態が続くと少ししびれあり。
次回からは間隔を空けて、メンテナンスに移行。
<患者さんのコメント>
2回目に来た時に行った鍼治療がとても効き、腰が楽になりました。
最初来たときはしびれが強くでてたのですが、通ううちにしびれもなくなっていきました。