2025/11/13 (更新日:2025/11/13)

顎関節症の原因は外側翼突筋?!

スタッフブログ

顎関節症の原因筋である外側翼突筋とは?

外側翼突筋は顔の左右にそれぞれ位置しています。

筋肉の動きは、

・下顎を前に突き出す

・口を開ける

・下顎を左右に動かす

・食べ物を噛む、すりつぶす

など、顎関節のいろいろな動きを助けます。

 

顎関節症を発症すると、

咀嚼時(ご飯を食べるとき)に痛みが出たり、クリック音(パキっと)が鳴ることがあります。

顎関節の中には関節円板(軟骨のクッションの役割)があり、外側翼突筋の上頭が関節円板に付着しています。

 

筋肉の過緊張が起こると、

1.筋肉が円板を引き込みすぎる

2.口を開けるときに円板が「パチン」と元に戻る

3.2の瞬間に「カクッ」「コリッ」という音が出現する

つまり、クリック音は「関節円板のずれと復位」による音です。

 

外側翼突筋は深部にあるため、外からのアプローチでは届きにくい筋肉です。

口腔内からの内側アプローチ(内口法)や、鍼灸での深部刺鍼が有効的です。

同時に咬筋・側頭筋・顎二腹筋・胸鎖乳突筋なども緊張していることが多く、全体の筋連鎖で診ていくことが重要となります。

顎関節は常に使う部位となるため、日常的にストレスがかかる場所です。

そのため、痛みや違和感を感じたら早めの対処をして悪化しないように予防しておきましょう。

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