2024/09/11 (更新日:2024/09/11)
気血両虚証
気血両虚証
捻挫や打撲などの外傷によって気血が不足して生じます。あるいは過度の労働、病が慢性
なったために気血の生成ができなくて生じます。また出血によっても起こることがあります。
このために気血が巡らず、痛みやしびれ、麻痺などが生じてきます。
主な症状と所見
倦怠感や無力感、息切れ、動悸、話をするのが面倒です。自汗、不眠、夢が多く、顔面は
蒼白または萎黄、舌診は淡白舌(血色が少ない舌)・嫩舌(柔らかく、潤いのある舌)、脈は細弱。
治療
気と血を補う治療をしていきます。東洋医学において鍼灸治療でツボを選択する配穴は
中院、気海、三陰交、足三里、百会、脾兪を用います。