2025/08/26 (更新日:2025/08/26)
「五十肩は自然に治る?治らない?接骨院での改善事例も紹介!」
「肩が痛くて上がらない」「洗濯物が干せない」「夜中にズキズキして眠れない」
そんな症状、もしかしたら『五十肩(ごじゅうかた)』かもしれません。
放っておくと長引いたり、可動域が戻らなくなることも。
今回は、五十肩の原因やセルフチェック方法、当院での対応について詳しくご紹介します。
◆そもそも五十肩とは?
五十肩は加齢とともに発生する肩関節周囲の炎症を総称を指します。
正式名称は「肩関節周囲炎」と言います。
40代後半〜60代に多く見られ、肩の関節や周囲の組織に炎症が起きて、動きが制限されるものです。痛みの感じ方は様々ですが、泣くほどの痛みを感じる方もいらっしゃいます。
◆主な症状
・肩の痛み、特に寝ている時に痛む
・腕が上がらない(髪を結べない、後ろに手を伸ばせない、下着がつけずらい)
・痛みで寝返りできない
◆セルフチェック(痛みが強い方は要注意)
➀腕を横から上げて耳の横まで上がる?
➁背中に手を回して、腰や肩甲骨まで届く?
③夜間、肩の痛みで目が覚めることがある?
これらができない、もしくはやりづらい場合は受診をしましょう。
◆自然に治る?放置するとどうなる?
一部は自然治癒することもあるが、多くは可動域制限や痛みが長期化します。長いと5年ほどは生活に支障が出ます。
放置すると「凍結肩(フローズンショルダー)」になり、動かなくなるリスクもあります。
早期の対処が重要です。
五十肩は「放っておくと治る」というイメージがありますが、実際は長期化や可動域制限が残ることも多い症状です。
つらい痛みや動かしにくさがある方は、早めに医療機関を受診することをお勧めいたします。