2025/06/09 (更新日:2025/06/09)
四辺形間隙症候群(QLS)とは
四辺形間隙症候群(QLS)
QLSとは、腋窩神経、後上腕回旋動脈が間隙内で圧迫される疾患です。
四辺形間隙は小円筋、大円筋、上腕三頭筋、上腕骨に囲まれています。
腋窩神経は三角筋および小円筋を支配しており、主に肩関節の外転(腕を横にあげる動作)および
外旋(肩を外側に広げる動作)に関与しています。
症状
急激に症状が現れることは少なく、肩の後〜外側の痛みや腕から指先に痺れがでてきます。
腕をあげると悪化するので、服の着脱や結髪動作などが困難になります。
悪化してしまうと、肩の外側の感覚に異常が起こったり筋力低下や筋萎縮もみられます。
また、動脈も圧迫されているので腕にだるさがでる場合もあります。
原因
40歳未満の方にみられることが多く、バレーボールや野球などの繰り返し行われるオーバーヘッド動作
が原因でみられる方が多いです。
四辺形間隙を構成する筋(小円筋、大円筋、上腕三頭筋)が過緊張することによっても、神経や動脈を
圧迫してしまいます。
施術
原因となっている筋に対して鍼治療やフィジオアクティブを使ってアプローチしていきます。
正しい姿勢の指導やご自宅でもできるストレッチなどもお伝えしています。
痺れが続いている方、腕のだるさや疲れが取れない方はお気軽にご相談ください。
東大和駅前はり灸整骨院
042-516-9901 予約制