2024/05/01 (更新日:2024/05/01)

腰椎椎間板ヘルニアについて

, 腰の症例

腰椎椎間板ヘルニアについて

 

腰部には支えるために腰椎という骨が5つ重なってできています。

骨と骨の間でクッションの役割をはたしている軟骨(弾力性のある柔らかな骨)が、椎間板と呼ばれています。

この椎間板の一部が姿勢の悪さや変形して後方、または後側方に飛び出してしまい、それが神経を圧迫して腰部や手足の痛み、しびれなどの症状が引き起こされます。

 

 

原因

主な原因は、背骨に負担をかける行為です。

重いものを持ち上げる、何かを引っ張る、身体を捻るといった動作、長時間の座り仕事など同じ姿勢を続けることも要因になります。

椎間板の中心部分には、髄核と呼ばれるゼリー状の柔らかい組織があります。

負担がかかる姿勢や動作によってゼリー状の袋のような組織が破れてしまい、周囲の神経を圧迫します。

それが痛みやしびれを引き起こす原因となっています。

 

症状

主にお尻から太もも、足首にかけて痛みやしびれが出てきます。

また、片足の方だけにしびれるような痛みが出たり、腰が曲げにくいなどの症状があります。

重症になると、陰部や肛門の痺れや尿や便の出しにくさの症状が出現する場合もあります。

 

テスト法

このテストで腰痛や下肢へのしびれが出現した場合は、ヘルニアが疑われます。

SLRテスト:仰向けで片足を伸ばしたまま上げていき、痛みやしびれがでたら陽性です。

Kemp(ケンプ)テスト:立位で上体を後ろに反らし、左右どっちかに捻りを加えた際に痛みがでたら陽性です。

 

予防

・長時間にわたって同じ姿勢を取り続けないように気をつける

・仕事や家事をするときは、適度に休憩し、体をほぐす

・床に座るときは、腰に負担がかかるあぐらは避ける

・掃除機をかけるときなど、前屈みの姿勢は避け、上半身を起こした状態で行う

・背筋や腹筋を鍛える運動をする

・体重が増えすぎないように食事のバランスに気を配る

上記症状で足に痛みやしびれがある方、腰痛でお悩みの方はお気軽にお問い合わせ下さい。

東大和市駅前はり灸整骨院 

042-516-9901 予約制

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